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westさんに映画を 映画館で映画を見るようになってきたので、映画・演劇などの記録を....
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戦場でワルツを
2009-12-03 Thu 21:49
「守るため封印した記憶をいま夢と伴に引きずり出して目に」

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先日の坂和さんのお話で出てきたこの映画、やっと目にすることができた。
ポスターの黄色よりやや赤味ががった黄色のバックで封印された記憶が明らかになってくる。そこには、1982年に起きた「サブラ・シャティーラ大虐殺」が。

アニメとしてはこのイスラエル製はパラパラ絵のように動きが悪く、単調な絵だが、映画として与えるインパクトは大きい。ドキュメンタリー・アニメとでも言うのか、実際の大虐殺が幾人もの証言の基に浮かび上がってくる。実写では難しいのをうまく描いている。CGという手もあるが、それでもやはり生々し過ぎる。

はじめの追いかけてくる犬、犬、犬。26匹の犬。亡霊のように追いかけてくる怖さ、そして見つめる自分。恐怖の再現だ。

戦場でワルツを - goo 映画

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映画の中で医者はいう「記憶は生きている、無いところは作り出す」。そう!いえているだろう、記憶ってあいまい、でもどこかからそれは鮮明にすることがある。本当でないのも混じりあって記憶は作られる。これが、記憶が生きているってことなのかもしれない、生き続けるってそんなことかも。

大虐殺、それを見ているのは手助けしたことになるのか、やったことになるのか、関係ないのか....自分の行動は奥底にしまいたくなるこの記憶。記憶を失ったのか、作ったのか....

チラシに書かれた「生きるためになくした記憶を、生き続けるために取り戻す」、辛いけど恐怖の中で人が行ったことは目を開いて見つめ、理解のうえ過ちを直していかなければならない。アニメの最後に出てくる事実としての実写フィルム、アニメでも目を背けたるなることが、実写で....私たちはやはり観なければならないのだろう、恐怖で人が何をしたのかを。

今年のアカデミー賞で、「おくりびと」の対抗馬がこの映画だったたあるが、あちらはまさしく『お見送りする』(現在の行動)、こちらは『送り出してしまった』(過去の記憶)というのがテーマ。いずれにしても『死』をテーマにした二作品だった。

別窓 | 映画館にて | コメント:6 | トラックバック:0 | top↑
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この記事のコメント
・「記憶」
こんにちは。
ご覧になられたのですね。

私も気になっていたのですが、今週は別作品を観ることに決めてしまいました。
でも、観に行くために「サブラ・シャティーラ大虐殺」の史実も少し調べてみて、「先ず知る」ことの大切さもずっしりと感じさせてくれた本作でした。

>生きるためになくした記憶を、生き続けるために取り戻す

人間にとっての「記憶」とは一体何なのでしょうね。


2009-12-05 Sat 08:16 | URL | ぺろんぱ #zJZwz3rU[ 編集] | top↑
・「記憶」
嫌な記憶ってなくしたいです。そしてなくして代わりの記憶を作ると言うことを人はするとこの映画の中で語っていました。
確かに、目を背けたいことは記憶から消したい。でも生きていくためには、消した記憶って必要なものなのですね。

機会があったらこの映画もご覧ください。
2009-12-05 Sat 08:57 | URL | west32 #B9eg5Lv6[ 編集] | top↑
・「記憶との対峙。」
west32さん、こんにちは。

冒頭の鋭い目をした犬達が駆ける場面も迫力ありましたね。

この作品のテーマは“記憶との対峙”なのでしょうか?
人は辛い記憶を封印し、失くした記憶を作り出し補完しても生きてはいけるけど、
人が生きている限り
いずれは再び辛い記憶を呼び覚まさないといけない時期もくるのでしょうね。

私は『戦場でワルツを』は秀作だと思ったけど、
アカデミー賞は『おくりびと』が妥当な気もしました。
『おくりびと』は重いテーマを暗くなりすぎないように穏やかに演出していたから。
『戦場でワルツを』はアニメ化しているものの
重すぎるテーマを直球で描きすぎた気もしました・・・。
2009-12-05 Sat 12:16 | URL | BC #peC/.WiQ[ 編集] | top↑
・「はじめはビックリ」
あの犬のシーンは怖かった。夢見るような気がします、悪夢として。

BCさんもご自身のブログでおっしゃっているように、アニメということで現実のキツイ部分が幻想的な表現になっているような気がしました。
重たいけど、アニメと言うことでのオブラートはありましたね。
このため最後の映像はそのリアル感がより引き立っていました。オブラートが敗れて中の苦い薬が溢れ出たように。

2009-12-05 Sat 19:44 | URL | west32 #B9eg5Lv6[ 編集] | top↑
・「スルーできず」
west32さん

こんばんは。
観て来ました。
このままスルーしたら気になって年を越せない気がして。(^_^;)

独特のアニメーションが、まるで記憶の淵をなぞるようにアリの内へ内へと分け入っていくようでした。
アニメ映画の概念がまた一つ変わりました。

あの犬たち、映画『アイ・アム・レジェンド』や『28日後…』の中でのゾンビ化した犬を想起させました。
恐怖は罪悪感と比例するものなのですね。
犬や馬のシーンは、動物と同居している身にとっては確かにかなり応えました。
犠牲になるのは人間だけじゃなく生けるもの全てなのですね。
2009-12-13 Sun 19:03 | URL | ぺろんぱ #zJZwz3rU[ 編集] | top↑
・「お薦めしてよかったです」
> このままスルーしたら気になって年を越せない気がして。(^_^;)
ここまでおっしゃるとは....でも、観た会があったでしょ。よかったです。

記憶と言うのがこのようなアニメで表現されるとなんか迫るものがありますよね。
戦争では人が犠牲になりますが、犬や動物たちもまた犠牲となります。それが厳しい形で表現されています。ぺろんぱさんの場合はご自身で動物を飼っていらっしゃるから感覚ではもっと身近に感じられるのでしょうね。
2009-12-13 Sun 20:11 | URL | west32 #B9eg5Lv6[ 編集] | top↑
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